結論:子供が計算を好きになるかどうかは、計算の内容そのものより、まわりの大人の声かけに大きく左右されます。正解・不正解だけで評価せず、取り組んだ過程や工夫に目を向けて声をかけることが、苦手意識をやわらげる近道です。この記事では、家庭で使える声かけのコツを紹介します。
結果より「過程」をほめる
「正解できてえらい」だけだと、子どもは「間違えるとダメ」と受け取りがちです。すると、まちがいを恐れて計算そのものを避けるようになることがあります。
そこで、取り組んだ過程をほめる声かけを意識します。「最後まで考えたね」「やり方を工夫したね」「あきらめなかったね」。結果が出なくても努力を認める言葉は、次への意欲につながりやすいといわれています。
間違いを責めない
間違えたときの対応は特に大切です。「なんでこんなのも間違えるの」と責めると、計算が「叱られる時間」になってしまいます。
かわりに「どこで違ったか一緒に見てみよう」と、間違いを原因さがしのきっかけとして扱います。間違いは悪いことではなく、わかるためのヒントだという姿勢を見せましょう。
他人と比べない
「お兄ちゃんはできたのに」「お友だちのほうが速い」といった比較は、やる気を下げてしまうことが多いです。
比べるなら、過去のその子自身と比べます。「先週より速くなったね」「前は止まっていたところができたね」。自分の成長が見える声かけは、前向きな気持ちを育てます。
小さな成功を一緒に喜ぶ
大きな目標だけを見ていると、なかなか達成感が得られません。「九九の5の段が全部言えた」「タイムが少し縮んだ」など、小さな達成を見つけて一緒に喜ぶことが、続ける力になります。
「楽しい」を入り口にする
ドリルだけだと「やらされている」感覚になりやすいものです。ゲーム形式にする、タイムを計って前の自分と競う、家族で勝負するなど、遊びの要素を入れると、計算が前向きな体験になりやすくなります。
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よくある質問
Q. 計算が苦手な子にどう声をかければよいですか?
正解・不正解だけに注目せず、取り組んだこと自体や工夫した過程に目を向けて声をかけるのがおすすめです。「最後まで考えたね」「やり方を変えてみたね」など、努力や過程をほめる言葉が、苦手意識をやわらげやすいといわれています。
Q. 間違えたとき、どう対応すればよいですか?
まず叱らないことが大切です。「どこで違ったか一緒に見てみよう」と、間違いを責めずに原因をさがす姿勢を見せると、子どもは安心して計算に向かいやすくなります。
Q. ほかの子と比べてしまいます。よくないですか?
他人と比べる声かけは、やる気を下げてしまうことがあります。比べるなら過去のその子自身と比べ、「前よりできるようになったね」と成長を伝えるほうが前向きになりやすいです。