結論:九九は「覚えやすい段から順に」「声に出して」「短時間を毎日くり返す」ことで定着しやすくなります。つまずきやすいのは7・8の段など答えが大きい段ですが、苦手な段だけを集中して練習すれば克服できます。

九九を覚える順番の目安

覚える順番に絶対の正解はありませんが、多くの場合つぎのような流れがよく使われます。

すでに覚えている段があるなら、得意な段から始めて自信をつけるのも有効です。

覚え方の基本テクニック

声に出してリズムで覚える

九九は「ににんがし」のように、音のリズムとセットで覚えると思い出しやすくなります。目で見るだけでなく、口に出すことが大切です。

かけ算の意味も一緒に理解する

「3 × 4」は「3が4つ分」という意味です。丸暗記だけでなく、意味がわかっていると、忘れたときに自分で答えを組み立て直せます。

9の段は規則性を使う

9の段は、答えの十の位が1ずつ増え、一の位が1ずつ減ります(9, 18, 27, 36…)。十の位と一の位を足すと必ず9になるのも特徴です。こうした規則を知っておくと、思い出す手がかりになります。

つまずきやすいポイントと対策

7の段・8の段でつまる

答えが大きく、リズムも取りにくいため、多くの子がここでつまずきます。苦手な段だけを取り出してくり返し練習しましょう。一度に全部やり直す必要はありません。

「6×7」と「7×6」が別物に感じる

かけ算は順番を入れかえても答えが同じ(6×7も7×6も42)です。これを理解すると、覚える量が実質的に減って負担が軽くなります。

順番だと言えるのに、バラバラだと出てこない

「ににんがし、にしがはち…」と順に唱えられても、いきなり「7 × 6 は?」と聞かれると詰まることがあります。これは順番という手がかりに頼っているサインです。ランダム出題で練習して、どの問題でも即答できる状態を目指しましょう。

声かけのヒント:間違えたときに強く叱るより、できた段をいっしょに喜ぶほうが、九九への苦手意識を減らしやすいといわれています。少しずつ前進していることを認める声かけを心がけましょう。

九九を、ゲームで定着させよう

計算クエストの「九九モード」は、九九(1×1〜9×9)をランダムに出題してタイムを計測します。順番に頼らず、どの問題でも即答できる力が身につきます。無料・登録不要です。

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九九を覚えたあとは、100マス計算でかけ算のスピードをさらに鍛えられます。

よくある質問

Q. 九九はどの段から覚えるのがよいですか?

一般には、リズムがよく覚えやすい2の段や5の段から始め、答えが大きく難しい7・8の段を後半にする進め方がよく使われます。決まった正解はないので、覚えやすい段から取り組んでかまいません。

Q. 九九を覚えるのに時間がかかっても大丈夫ですか?

覚えるスピードには個人差があります。焦らず、毎日少しずつ繰り返すことが定着への近道です。

Q. 九九を忘れてしまったらどうすればよいですか?

忘れた段だけをくり返し練習しましょう。覚え直しは最初に覚えるときより早く進むことが多いです。